西大分に舫って落ち着いた私達は軽自動車を手に入れ、廻栖野(めぐすの)へ向かう。
今年の夏も暑い。図書館でコピーした地図が見ずらくなかなか探す事ができない。ようやく見つけたその場所は、竹に覆われたジャングルだった。
9月になり娘が学校へ通い始める.船から通い、竹とごみとなってしまった物達との戦いが始まる。8mx4m、高さが1mの以前、鯉を飼っていた水槽があり、そこを利用して、小屋を作る事にする。
金をかけずにどのような構造にするか悩んでいると、近所の方が中古のビニールハウスのフレームとビニールを必要ならあげると言う申し出があり、ありがたくいただく。構造が決まり、ハウスのフレームに竹をしばる。断熱材は藁、稲刈りを手伝いに行き、藁をもらう。始めの方に厚く葺き過ぎて足りなくなる。結果的には温室になり、明るい小屋になる。
10月中旬より、近所の旅館の方の好意で2ヶ月間部屋を借り作業がはかどる.結構きれいな捨てるはずの畳を貰って来て竹の床に敷く。
12月8日より寝泊まりを始める。 |
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竹に覆われた借地 |
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稲わらを葺いているところ |
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完成した家? |
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