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こころえ
宇宙は大きい、どれぐらい大きいかというと100億光年分の大きさだ。しかしこの宇宙も終わるようだ。 子供の頃に粉ミルクの缶を見た。ラベルに女の子がその缶を持って立っている。女の子は女の子の持っている缶のラベルの中にもいる。またその中にも、またその次の中にも、またまた次の中にも... それが宇宙だと思っていた。そしてそんな宇宙が意思を持っていたら、私はそれを神と呼びたい。
地球は小さい、どれくらい小さいかというとヨットで10ヵ月もあれば廻れてしまう。
この直径13000kmの玉の空気の層はあまりに薄い。このなかから堀りだしたオイルでなりたっている先進国優先の経済主義は限界だ。オイルはただの燃料ではない、プラスチック、塗料、接着剤などの化学物質の原料になる。大切に使うべきなのはこれらがごみになると非常に厄介だからだ。この小さな地球のなかでみんなが正しい知識をもつように教育を受けることは重要だ。
人の一生は短い、どれくらい短いかというと私はもう40年も生きてしまった。ますます1年があっという間に終わってしまう。人は生き方でおのずと死に方が決まるのだろう。正しい生き方とは自分の意思で自分の信じた事を続ける事だ。ただし正しい考え方をしなければならない。自分が何を必要としているか見極め、手に入れたものは使いこなす努力をしなければならない。お金に追われずに他の人、生き物の事を思える様な生活を心がければいい死に方も出来るだろう。死んだから必ずしもすべてが終わるとは限らない。
物は必要だ、使っているうちは用品なのだが使わなくなると不要品になる。そして捨てられればごみになる。 ごみになる前に救いたいものだ。始めからごみとして存在するものはない。問題はその早さと量だ。修理するより買った方が安いという経済のシステムが拍車をかける。修理は技術だ、これを放棄しかけている人々は多い。ヨットは修理の宝庫だ、長年使っているととにかく良く壊れる。しかしこれらの一つ一つがいい訓練で経験になるし愛着も生まれる。出来る事が一つでも多い方がつぶしがきくしタフな生き方が出来るはずだ。
時間は空間だ、宇宙は100億年、地球は45億年、最初の生物は40億年、人類は数十万年前にそれぞれ生まれた。私達は西暦2000年の今を生きている。この間に多くの種の生き物たちがが生まれそして滅んでいった。私たちは過去にさかのぼる事は出来ない。覆水盆に帰らず、出た小便は引っ込まない。歴史を知り、先祖を思う事は大切だ。子を産み育てる事は自分が未来に関わっていく一つの手段だ。先進国の少子化は問題だ。社会の健全なバランスと目的意識が必要だ。人類はあとどれくらいもつのだろうか。
地球は太陽を中心に廻っているが、世界はお金を中心に廻っているようだ。南北の貧富の差は一向になくなる気配はない。アメリカ200ドル、メキシコ10ドル、コロンビア2ドル、大工の日当だ。貧しい国の人々はより裕福な国で働く事を夢みる。国境が邪魔をする。しかし巧みに国境を越えてる人々は増加の一途だ。 インターネットは国境を越えた。飛行機の運賃も安くなってきた。いずれは風呂の水の様に均一になるのだろうか。異った文化を理解しうまく付き合う事はこれから大切な技術になるはずだ。
戦争はどこかで必ずやっている。武器商人が大繁盛だ。ミサイル一発でどれほどのお金が動き、どれほど大気を汚すか考えるべきだろう。正義の名の下に武力を行使してはならない。やるなら指道者とその側近を狙い撃ちするのが環境を考えた戦争といえるだろう。武器が強力になりすぎた今、今まで以上に戦争はするべきではない。徹底的な軍縮に成功した江戸時代になにかヒントがあるかもしれない。武器のない平和な社会が望ましい。

 
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