お問い合せ サイトマップ
航海記
開拓記
ブログ
 
航海記

弟12章 2000年3月、ポートバヤタ−エンセナダ

日本の船が入って来ると誰かが教えてくれた。長い航海をするのには向かないレースをする船のようだ。この船がうわさの家族4人で旅をしている船だ。

広島から来たオリハルコン。二人の小学生を連れたオリハルコンと小さな子を連れたフリームーンは話がつきない。オリハルコン一家と散歩していると一匹のドーベルマンがカフェの様な所にいて、以前飼っていたとオリハルコンの船長は中へ入る。 つられて皆も入る。

ここはヒクリ、土産物を作って売ったり、簡単な食事ができたり、面白い店だ。ここの夫婦はイギリス人で昔、40フィートのカタマランのヨットを自分達で作り、イギリスからパナマを通りここにやって来て住み着いたと言う。
気が合い、インターネットを使わせてもらったり、ビールを飲んだりして入り浸る。

花がラクルースに入って来た。ヒクリでみんなで料理をしてここの人達に振る舞う。日本の家庭の味のパーティを開く事になる。一人約千円で60人の応募があり、大忙しとなる。メニューは握りずし、。テーブルに折り鶴を置き、花の二人は尺八とリコーダーで演奏する。大好評で幕を閉じ、一家族約一万円の収入となる。

32フィートの船をエンセナダまで運ぶ仕事を得る。クルーを探していると、ヒクリの人からミゲロを紹介される。ミゲロはスペイン人で私と同い年だ。風も潮も逆のこのコースは楽ではないが、凪の間にほとんどエンジンで走り、タートルベイで給油、一週間で1000マイルを走り抜ける。ドルをほとんど持っていなかったので、この2000ドルは大助かり。

36時間バスに揺られて船に戻る。
   
クルースでアンカーをするフリームーン
ラクルースでアンカーをするフリームーン

お土産物屋・カフェのヒクリ
お土産物屋・カフェのヒクリ

ヒクリの中庭で
ヒクリの中庭で

オリハルコンのユミちゃんとあおゆきくん
オリハルコンのユミちゃんとあおゆきくん

 
 
航海記トップに戻る   ←第11章に戻る   第13章に進む→
 
ページトップ
 
 
ホーム航海記開拓記動物記食料エネルギーヨットスクール合宿所コンタクトサイトマップ|
 
   
   
     
inserted by FC2 system