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第5章  1998年12月、サンフランシスコーアカプルコ

世界地図を眺めているうちにペルーに行きたくなった。ここからペルー、ハワイと回りサン・フランシスコに戻ってくる。そんなループを考える。

ようやく仕事も1段落して旅の準備が出来たのは12月の上旬になっていた。海図を買いに行くとペルーの海図は注文でなければないと言われる。よく考えればここからペルーに行く人などほとんどいないのだろう。 そこでアカプルコの海図を買ってベイ・エリアに別れを告げる。

北緯38度の冬は寒い。パイロット・チャートの通りに北東の風が多い。3日目に春が来た。7日目には夏になった。10日を過ぎると無風帯に入ったのか風無しの猛暑、日に何度もバケツの世話になる。クリスマスにはアカプルコと思っていたが船が走らない。

前回の太平洋の時はナビゲーションはすべてGPSだったので今回は何とか天測をマスターしなければと思い六分義を振る。次第に慣れてくると早くなり10分で終わる事もある。毎日、似たようなページを引くのでどんどん早くなる。大晦日に無事にアカプルコを当てた私は悦になる。

にぎやかなラテン・ミュージック、とてもかわいい女の子たち、そしてこれでもかと云う太陽。アカプルコの冬は暑い。2ヵ月間過ごす。ここでゾディアックのゴムボートのそこが抜け修理不能となり私は泳いで上陸しなければいけなくなった。

1日5ドル、合計300ドル支払うか、他のメキシコの港から出国するかと問われ300マイルぐらい北にあるマンザニヨに向う

   
七輪で釣った
釣った魚をしちりんで焼く

まぐろ
 
 
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