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第7章 1999年5月、下田ーホノルル

ゴールデンウイークの終わった後の最初の空席で成田へ飛ぶ。オーナーはイギリス人で 船もイギリス製だ。2週間程かけて船、工具、食料、心の準備をして30日を目標とする。始めは7日間が楽に行けたのは助かっただが残りの20日間は上りの苦しい航海となった。27日目にオートヘルムを支えている板が壊れたが、私はこの電気式の自動操舵装置が好きではない。しかし残り1日だけで助かった。

この船はジブセールはファーラー、メインセールのリーフはコクピットを出なくて出来るうえダジャーがおおきいのであまりカッパの世話にならずに済んだ。この航海はクルーと2人で行った。久しぶりの一人でない航海は、いろいろ考える事の出来た興味深いものだった。道中、腹の立つ事もあったがそれはお互い様だろう、いいクルーに恵まれたと思う。

5年間有効のBビザが手に入った。アメリカに船で入国する時はビザが必要だったのだ。私は過去2度、船で アメリカにビザ無しで入国したがその度に100ドル以上の金を払ってきた。 これからはそんな必要はなくなる事は真によろしいことだ。

   
イルカ

ダイヤモンドヘッドとウォンバット
 
 
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